我が子が初めて目にするものが手作りの物って素敵ですよね♪ここでは、おうちで簡単に効率よく作ることをコンセプトに、ムナリモビールの作り方をご紹介します。
ムナリモビールの型紙はこちらからダウンロードできます。↓
完成図はこちらからダウンロードできます。↓
ムナリモビールの特徴
ムナリモビールは、イタリアのデザイナーであり教育者でもあったブルーノ・ムナーリが考案したモビールです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、目の力がとても弱く、視力は0.03程。そのため、直線や曲線が使われた幾何学模様や、白黒だと認識しやすいとされています。裏にすると白と黒が反転するデザインで赤ちゃんに程よく刺激を与えます。デザインは全世界共通です。
ちょっとした空気の流れで優しく動くモビールの動きは、赤ちゃんの目にピッタリです。モビールを使用することで、赤ちゃんの目の機能が育まれていきます。
ムナリモビールの作り方
完成図
実は、パーツや棒のサイズがしっかり決まっています。サイズや完成の形については、上記の表を参考にしてください。
では、ムナリモビールの材料の説明に移ります。
材料
- 型紙
- 厚紙
- ペンチ
- ニッパー
- ニードル
- はさみ
- のり
- 定規
- 白糸
- ※プラスチックのクリスマスオーナメント
- ※針金
※厳密にいうとパーツを吊り下げるものは、白黒のコントラストがはっきりした木の棒を活用したり、透明の球体はガラスを使います。
しかし、ここでは扱いやすさを考慮し針金を使ったり、クリスマスのオーナメントで代用しています。
材料が全部そろったところで、手順に移ります。
針金を用意・糸を切る
ニッパーとペンチを使って針金を切り、端をくるんと丸める。
針金を下記の通りそれぞれ切っていく。
- 42㎝1本
- 35㎝1本
- 21㎝1本
糸を以下のように切っておく。
- 28㎝(結んだら25㎝)1本
- 15㎝(結んだら12㎝)1本
- 8㎝(結んだら5㎝)2本
- 10㎝(結んだら7㎝)2本
パーツを作る
厚紙にそれぞれ反転させたパーツを表裏に貼り合わせる。ニードルで糸を通す箇所に穴を開ける。
作成したパーツは、針金に紐を全部吊るした後に取り付けるほうが作業しやすかったですよ。
パーツを取り付ける
完成図を参考に糸を針金に結んでいく。最後に作ったそれぞれのパーツを結んでいく。
完成|吊るし方
モビールを設置してみます。赤ちゃんの目の力を育んだり、首座りや寝返りに繋げていくために、以下の2つをポイントに設置してみてください。
- 赤ちゃんの目線斜め45度くらい
- 赤ちゃんの30㎝程離したところで
床やベットに設置できるアタッチメントやスタンドもありますよ♪
大切な赤ちゃんのためのモビールが完成しますように♪
モンテッソーリ教育では、他のモビールも活用しています。興味がありましたら、こちらのスタディーパークというお店に販売されていますので、覗いてみてください。
赤ちゃんのためのモビールが勢ぞろい
最後までありがとうございました。