おぎゃーと産声を上げて、突如この世に誕生した赤ちゃん。何もかもが分からない、不安と恐怖がいっぱいの状態です。
そんな赤ちゃんが、安心してすくすくと成長していくためには、お部屋作り(環境作り)が欠かせません。
- 生まれたばかりの赤ちゃんが、安心して過ごせるような環境を作りたい。
- 赤ちゃんの力を伸ばせる、お部屋を作りたい。
- 赤ちゃんをお迎えする準備は、どんなことをしたらいいの?
こんなことを感じてはいませんか?
申しおくれました。モンテッソーリトレーナ、幼稚園教諭、2歳・5歳・8歳の3人の母ねっこと申します。ねっこのプロフィール
今回の記事は、出産前のご家族や赤ちゃんの環境をより良くしたいと考えている方にオススメの記事となっています。
赤ちゃんの環境を整えることで、以下のようなメリットがあります。
- 赤ちゃんを迎える、心の準備ができる。
- 家族みんなの、快適な暮らしに繋がる。
- お母さんの出産後の、体や心の負担を減らす。
赤ちゃんが、安心して過ごせるお部屋作りのポイントは、以下の4つのスペースを作ることです。
- 遊ぶスペース
- 授乳するスペース
- 寝るスペース
- 着替え・オムツを変えるスペース
どのスペースにも共通して言えることは
、『いつもと一緒 いつもと同じ=秩序感』
というものです。
当記事では、環境を整えるために欠かせないオススメグッズや・エドインターというおもちゃ屋さんの商品等を紹介しています。
赤ちゃんやご家族が、快適に暮らすための、お部屋作り(環境作り)の参考にしてみてください。
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では、まず初めに赤ちゃんの安心な環境作りに欠かせない、いつもと一緒・いつもと同じ=秩序感についての解説から始めます。
おうちモンテ|赤ちゃんの環境づくりは秩序感と自己教育力がポイント
いつもと一緒・いつもと同じ=秩序感が安心に繋がる
赤ちゃんにとって、安心した環境のために必要なのが、いつもと一緒いつもと同じ=秩序感というものです。安心した環境があるからこそ、赤ちゃんは成長のために、歩みを進んでいけます。
赤ちゃんが安心するためには、4つのスペースを作ることをオススメします。
- 遊ぶスペース
- 授乳するスペース
- 寝るスペース
- 着替え・オムツを換えるスペース
生まれて間もない赤ちゃんは、当然ながら世の中のことが何も分からない状態です。そんな中で無意識に、周囲の様々な情報をスポンジのように吸収して、秩序立てて理解していきます。
そのため、”いつもと同じ場所でいつもと同じ“ことが大切になってくるのです。
自分で自分を成長させる『自己教育力』
モンテッソーリ教育では、自分を自分で高める=自己教育力が全ての子どもたちに備わっていると考えます。この自己教育力を育むためには、※環境がとても大切です。
※環境…モンテッソーリ教育で定義されている環境と、一般的に環境と認識されているものとは少し違いがあります。モンテッソーリ教育では、人や物など関わりのある全てが環境と位置付けされています。
まだ首が座っていない小さな赤ちゃんでも、ものすごい速さで周囲の環境から情報を吸収し、成長しています。
どの子供たちでも備わっている自己教育力は、おうちで育むことが可能です。その方法がおうちモンテというものです。
モンテッソーリ教育についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
それでは、赤ちゃんの自己教育力を高めるための各4つのスペースについて、みていきましょう。
おうちモンテ|赤ちゃんが安心する4つのスペース
寝るスペース
赤ちゃんの環境を考えると、お布団がオススメです。ですが、様々な事情があるかと思います。以下の表のメリット・デメリットを確認して、ご家族の状況に合う方をお選びください。
メリット | デメリット | |
布団 | ・自由に寝たり起きたりができる。 | ・兄弟がいる際に睡眠の邪魔をされてしまう。 ・腰に負担がくる。 |
ベット | ・腰への負担が少ない ・兄弟やペットがいる際に 睡眠を邪魔されずに済む |
・自由に出入りすることができない。 ・柵に入れられえている圧迫感がある。 |
お布団のメリットとしては、自由に寝て起きることができるため、活動が制限されず、赤ちゃんの主体的な行動を尊重することができます。(モンテッソーリ教育では、子ども自身の主体的な活動を保障することが、自己教育力を育む上で重要とされています。)
しかし我が家は、上の二人の兄たちの活動を保障するためにも、末っ子育児の際は折り畳みできるベットを購入しました。
ご家庭の様々な事情を考えて、自分たちにあった方を選択してみてくださいね。
授乳スペース
授乳スペースには、楽に座れる椅子を設置し、その傍には、授乳に必要な授乳パット・ガーゼ・飲み物等を用意しておくと便利です。
スペースを決めると、以下のようなメリットがあります。
- 赤ちゃんの安心感に繋がる
- お母さんの負担軽減
- お母さん以外の方が授乳する際にも赤ちゃんが安心感を感じる
おむつ交換・お着換えスぺース
オムツ交換やお着換えスペースがあるのも、赤ちゃんの安心感に繋がります。また、産後不安定な体には、立ってオムツを変えられるスペースがあると、体の負担が少ないです。
オムツ交換やお着換えスペースの傍には、以下のようなものを配置しておくと、スムーズです。
- オムツ
- ゴミ箱
- コットン(おしり拭き)
- ワセリン
- お着換えセット等
遊ぶスペース
赤ちゃんが目を覚ましている時は、遊ぶスペースに連れていきます。遊ぶスペースには、以下のようなものがあると、赤ちゃんの目や体の機能を高めるためのサポートができます。
- 絨毯
- モビール
- 2段の安定感のある棚
- 鏡
一気に説明をしてしまったので、次項よりオススメグッツを分かりやすく解説してきます。
始めて育児を始める際や、兄弟と共に育児をする場合など、心や体に負担を感じてしまうことがあります。
家族みんなが笑顔で生活するためにも、各スペースを確保したり、便利なグッツを活用し、快適なお部屋作りをしてみてください。
寝るスペースオススメ2選
お布団
モンテッソーリ教育で推奨されているのは、お布団です。一番の理由としては、赤ちゃんの行動を制限されず、好きな時に寝て好きな時に起きて行動するころができるためです。ですが、様々な事情があるかと思います。兄弟やペットの存在等を考慮して選択してみてください。
我が家が使っていた商品↓
ベット
我が家は、末っ子育児の際は下記のベットを購入しました。お兄ちゃんたちの居場所確保にも繋がったり、コンパクトにたため、キャスターが付いているのでお掃除がしやすく重宝したベットです。↓
授乳スペースオススメ2選
授乳は頻繁になります。椅子など設置した決まった授乳スペースがあると、以下のメリットがあります。
- 赤ちゃんの安心感に繋がる
- お母さんの負担軽減
- お母さん以外の方が授乳する際にも赤ちゃんが安心感を感じる
椅子・ソファー
おしゃれで楽に座れる椅子↓
私が使っていたソファー↓
おむつ交換・お着換えスぺースオススメ4選
ゴミ箱
赤ちゃんのオムツ交換は頻繁に行われます。なおかつ使用済みオムツは、匂いがものすごいのでオムツ専用のゴミ箱の使用をオススメします。
市販のゴミ袋も使えるところが嬉しいポイント。専用のシートを入れないといけないゴミ箱だと購入の手間だったり、コストもかさみます。↓
オムツ用ゴミ袋
一緒に専用袋も併用するとオムツの匂いが軽減されます。
オムツ交換台が付いてるベット
我が家が使っていたベットは、オムツを換えるスペースが付いていて体に優しい作りでした。
何度も頻繁に換えることになるので、腰に負担が少ない台の使用をオススメします。下のチャック部分は、収納スペースになっています。↓
オムツ交換台
オムツ交換NO.1に選ばれている商品。何度も何度も交換するオムツ交換は高さが重要です。
収納スペースは下にあるので、オムツやお着換え等を入れておくことができ便利です。↓
遊ぶスペースおすすめ 9選
モビール(手作りにも挑戦できる!)
生まれたばかりの赤ちゃんは、30センチ程しか、見えないと言われています。視力で言うと、0.03くらい。色も白黒しか、判断することができません。
そんな赤ちゃんには、モビールの優しい動きがちょうどよく、焦点を合わせる練習になるのでオススメです。
設置場所としては、赤ちゃんの目線の斜め45度30センチ程離したあたりに設置するのが理想です。
モビールには、こんな種類があります。
- ※ムナリモビール
0か月~ - 白黒で幾何学模様で作られている。目の力がまだ弱い生まれたての赤ちゃんには、白黒であり直線や曲線が組み合わさった形は認識しやすいとされている。
- ゴビモビール
1・2か月~ - 球状のグラデーションになったものが一直線に並んだモビール。
まず、濃い色から認識するようになり、徐々に薄い色を認識していく目の動きが、目の力を育む。 - ダンスモビール
2・3か月~ - 人型のモビール。頭と体の部分が別になっており、複雑な動きになるため、首の発達にも繋がる。ハイハイや寝返りに繋がる。
ムナリモビール型紙は、こちらのサイトからダウンロードできます。ムナリモビール型紙
詳しい作り方は、こちらの記事に記載しましたので、興味があればご覧ください。
モビール取り付けお助けグッツ
モビールを赤ちゃんの目線斜め45度くらいに吊るす際にとても便利です。ベットや床でモビールを活用しやすい、取り付けグッツを使うと便利です。
カーペット
畳や薄い色のカーペットが、おすすめです。適度な温かみがあり、転がったり、転んでしまっても、衝撃やけがの予防にも繋がります。
子どもは、だんだん動きが大きくなってくるので、滑り止めがしっかりついてるものを選ぶことがとても大切です。
2段の棚
棚の存在が、子どもの成長を育むことに繋がります。ズリバイやハイハイの時期は、ホットコーナーが1段目。つかまり立ちの時期からは、ホットコーナーが2段目になります。
つかまり立ちをして、おもちゃを選んだりするので、安定感のあるものを選んでください。
棚に、興味を持てるようなおもちゃを置いておくことで、つかまり立ちだけではなく、選ぶ力を育むことにも繋がります。
ちゃぶ台
我が家は、以前からあったちゃぶ台がいい高さだったのでおもちゃを設置する棚、つかまり立ち、伝い歩き用として設置してました。
丸いのでぐるぐる回ることができ、角がないので安全面においても良かったです。
にぎにぎ・ラトル
優しい色合いとかわいいお星さまの形が、魅力的。男の子にも女の子にもオススメです。握りやすいサイズ感、左右にピンクと青のボールが移動しカラカラとなる音が楽しめます。
食品衛生法に基づく試験で安全性が確認されたCEマークというものが付いています。
キャンディーをイメージした、大きめビーズが可愛いラトル。優しい音色と色合いで赤ちゃんの好奇心や探求心を、育むことができます。
こちらの商品も、食品衛生法に基づく試験で安全性が確認された、CEマークというものが付いています。
鏡
この時期は、まだ鏡を見たからと言って自分の存在に気付くわけではありません。しかし、鏡を使うことで、自分と他人とを区別ができるようになってきます。
鏡は、幼児期になってからもお部屋に置いておくと、自立に繋がる大切な役割を果たします。
鏡の活用の仕方や幼児さん向けのお部屋作りの詳細を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。↓
おうちモンテの(モンテッソーリ教育)のためのお部屋作り(環境作り)おまけ|鏡は人見知り対策にもなる
9か月頃から出てくる、人見知り対策にも有効。鏡の前に親子で座って、いないいないばあをし笑うようになってくると、人見知りが落ち着いてくる場合があります。
おうちモンテ|こんなことからやってみませんか?
お部屋の整理からやってみませんか?
おうちでモンテッソーリ教育を行うには、ある程度のスペースが必要になります。そのため、物の整理を行うことをオススメします。
いざ生まれてからバタバタとお片付けとなると、体や心の負担が大きくなりますし、ほこりが立つなどして赤ちゃんにとってもあまりいい環境だとは言えません。
事前に部屋の環境を整えていくことで、周囲の家族の意識も変わってきますよ。
赤ちゃんの目線で危険が無いか確認してみる
赤ちゃんの目線になって、以下のことを気にしながら、危険がないか確認していきます。
- 誤飲しそうなものが、落ちていないか。
- 延長コードなどは、手の届かない所に。
- つかまり立ちした時の、棚の作りは安定しているか?
兄弟のスペースも確保する
赤ちゃんのスペースを確保するのは大切なことですが、それと同時に上の子たちの居場所を作ることも大切なことです。
家族がひとり増えることは、とても大きな変化になります。そのため、自分の居場所が確保されていることは、心の安定に繋がる非常に重要なことです。
自分の居場所が保証されてることで、自分は大切にされているんだなという気持ちに繋がります。
まとめ:モンテッソーリ教育(おうちモンテ)で赤ちゃんの力を伸ばすお部屋作り
生まれたばかりの赤ちゃんが、この世界に適応していくために、安心した周囲の環境(人や物的環境)が必要です。物的環境のポイントは4つありました。
- 遊ぶスペース
- 授乳するスペース
- 寝るスペース
- 着替え・オムツを換えるスペース
環境を整えることで、赤ちゃんの自ら育つ力を育むだけではなく、周りの家族が快適に過ごせるお部屋作り(環境作り)に繋がります。
当記事では、赤ちゃんの環境づくりで欠かせない各スペースに必要な商品をいくつかご紹介しました。参考になれば嬉しいです。
遊ぶスペースでご紹介した一部のおもちゃは、エドインターというお店の商品をご紹介しています。安心安全な成長を育むおもちゃが置いてあるお店です。今回ご紹介していない商品も多数ありますので、気になるは方覗いてみてください。
最後までありがとうございました。
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